お釈迦様の遺骨は象1頭分?

仏教
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お釈迦様はインドで亡くなり火葬されましたが、8つの遺骨と灰と容器が10ヵ所に分けられ墓がつくられました。
その後、世界8万を超える寺院に分骨されたのですが、その量を合計すると、象1頭分になるとも言われています。
お釈迦様は、たいそう体の大きな方だったのでしょう・・・

日本でもお釈迦様の遺骨は、八事霊園から、北へ5Kmほど行ったところの 覚王山日泰寺 に分骨されています。
およそ120年前、イギリスの駐在官によって地中奥深くに眠る巨大な石櫃が発見されました。
中には、千点を超える金銀財宝と共に、お釈迦様の遺骨であると刻まれた水晶製の骨壺が入っていました。
この骨壺が、イギリスからタイ王国を経て日泰寺に譲渡されました。
日泰寺は、日本とタイ(泰)を結ぶことから名づけられましたが、どの宗派にも属していない日本で唯一の超宗派の寺院で、各宗派に影響を受けることなく、お釈迦様の隣で安らかに眠りたいとの終活ブームで人気が高まっているお寺です。
日泰寺の境内は2万5千坪もある壮大な墓地があり、ここで開催されるフリーマーケットに何度か出店したこともありますが、本物のお釈迦様の骨が近くにあり、同じ地に眠れるのは実にありがたいことです。

三島由紀夫の小説「暁の寺」に描かれた、暁の寺 ワットアルン(タイ)

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