永代供養墓に申し込むとお寺との付き合いはどうなる?

永代供養墓

私は名古屋市内を中心に30以上の永代供養墓を視察してきましたが、そのほとんどが、受付や案内はお寺ではなく、代行業者が応対してくださいました。
中には、私自身が改葬し、入りたいと思えるような魅力的な永代供養墓もいくつかありましたが、1つ気になるのがお寺との付き合い方でした。

私:「永代供養墓に申し込むと、こちらの宗派の檀家(門徒)になるのですか?」

業者:「イエ、このお寺には檀家制度はありませんから、お寺との付き合いも一切不要なので、どうぞご安心ください!」

私:「法要のお経は頼めるのですか?」

業者:「こちらでお坊さんを手配いたしますから、どうぞご安心ください!」

「お寺に高額のお布施を取られた」との話をよく耳にしますが、高額なお布施を要求されるのは、申込者にとって怖いことです。
代行業者の方々は、私を安心させるために、このようなセールストークで応対されたのかも知れませんが、実のところは檀家さんたちはちゃんと存在し、集められたお布施で、お寺を守っていることでしょう。
不都合な事実を隠さなくては、先祖供養もできないとは残念な話ですが、ごく一部のお寺のせいで、このような案内になったのは嘆かわしいことです。
納骨は遺骨の処分が目的ではなく、故人に思いを馳せ、仏様の教えに出会う大切な儀式です。

安楽寺永代供養墓は浄土真宗大谷派のため、檀家(だんか)という呼び方はせず、門徒(もんと)と呼んでいますが、門徒であるか、そうでないかの明確な区別はありませんし、お布施や付き合いを強制するところは見たことがありません。
それどころか、私も含め、イベント時のスタッフは他宗派から応援に来ている人ばかりで、地域の皆で守っている「出入り自由なお寺」です。
住職に「永代供養墓にお申し込みの方が、門徒になるにはどうしたらよいか?」とお尋ねしたところ、「門徒になりたいです!」と口頭でおっしゃっていただければとのことでした。
僅かずつでも、皆でお寺を支え、守っていくことが、永代供養墓が未来永劫続くために、大切ことではないかと感じています。

毎月13日にお寺で行われる法要はご門徒さん中心ですが、一般の方でも気軽に参加できます。
現地のお墓も大切ですが、本当に自分に合ったお寺かどうか、永代供養墓に申し込まれる前に、法話などお寺のイベントに顔を出されて、ご判断なさってはいかがでしょうか。
お席や食事の都合もございますので、お寺の法話に参加されたい方は、お問い合わせフォームよりその旨をお伝えくだされば、お寺に連絡させていただきます。

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