八事霊園安楽寺永代供養墓は浄土真宗大谷派です。
よく、生徒さんに「宗派はどちらですか?」と尋ねると、「浄土宗か浄土真宗です!」との答えが返ってきますが、両者は同じ浄土系の仏教ですが、宗派はまったく異なります。

浄土系仏教の系統を整理すると大きく4つに分かれます。

融通念仏宗(1117年)
浄土宗(1175年)⇒ ③浄土真宗(1224年)
時宗(1274年)

融通念仏宗の宗祖である良忍(りょうにん)が天台宗で出家した後、融通念仏を創始します。
「1人の念仏が万人の念仏に通じる」という念仏を融通しあう教えです。
亡くなる瞬間、浄土が見えないと浄土へは行けないと言う考え方から、絢爛豪華な仏壇を拝む「観想念仏」が流行りますが、これには高額なお金がかかり誰でもできません。
そこで良忍が唱えたのは、そのことを言葉に唱えるだけの「称名念仏」です。
「南無阿弥陀仏」と唱え、仏や菩薩を称賛するだけのシンプルなスタイルが、庶民の間に浸透し、全国に広がりました。

浄土宗の宗祖である法然(ほうねん)は天台宗で出家し、「称名念仏」以外には頼らない「専修念仏(せんじゅねんぶつ)」の教えを広めました。
弟子が380人居たとされますが、4人の弟子が浄土四流と呼ばれる4つの分派を築きますが、2つは消滅し、現在は九州を拠点とした弁長の「鎮西派(ちんぜいは)」と、京都を拠点とした証空の「西山派(せいざんは)」の2つに別れます。

③の浄土真宗は、法然の弟子の一人であった親鸞も天台宗で出家しますが、非僧非俗(僧でも一般人でもない)立場から、妻帯し子をもうけ弟子としたため、浄土宗の流れとは別の浄土真宗の開祖となります。
布教されたエリアが広大で、同じ浄土真宗から10派に分かれています。
八事霊園安楽寺永代供養墓は、この10派のうちの1つということになります。

時宗の宗祖の一遍(いっぺん)は、一如遍満の略で、一度「南無阿弥陀仏」と唱えれば悟りが証されるとの意味です。
天台宗で出家した後、法然の弟子から浄土宗を学びますが、寺や教団を持たず全国を歩いて布教します。

この4つの宗派に共通するのは、宗祖4人全てが天台宗で出家している点で、源流は2世紀インド大乗仏教の僧である龍樹からの流れになります。
浄土真宗のお経の中でも、七高僧の一人として龍樹が登場します。

東本願寺