2日前の夕方に入稿を済ませた「安楽寺だより第42号」の印刷が出来上がり、納品してきました。安楽寺永代供養墓の皆様には、今週中には安楽寺会館のスタッフが郵送し、お手元に届くと思います。

今回の記事は
●お釈迦様の誕生(第1回)
●疑問に答える⑤「阿弥陀さまとお釈迦様の違いは?」
●疑問に答える⑥「えんぎは担ぐものですか?」
●春彼岸法要勤める
●仏佳会総会を開催
●仏教豆知識「日本仏教史補足⑥鎌倉時代(日蓮)」

今回の特集「日蓮」は、漁業を生業とする家庭の出身と言われていますが、「イエスキリスト」の弟子たちの多くも漁師の家に生まれた子で、権力者による迫害に立ち向かった点では共通するものがあります。
キリスト教では、迫害を受けていた初期の300年ほどは、シンボルマークが十字架ではなく魚のマーク(イクトゥス)でした。イエスは英語で読むとジーザスになるため「ジーザスフィッシュ」とも言われています。
なぜ両者が迫害を受けていたのかというと、大勢の流民が宗旨宗派を掲げ、宗教集団となって権力者に立ち向かい、政権転覆を狙うことを恐れていたためだと思われます。
大勢で「正義」を唱えることを、「悪」とするのは、仏教国ミャンマーのクーデターによるデモ隊虐殺でも見られることで、今なお続いています。
日蓮はこうした末法(教えのみが存在し、悟りがなくなってしまった世界)に備え、法華経の後半に登場するインドの学僧たちの名を連ねた「大曼荼羅(だいまんだら)」を本尊としました。
キリスト教が聖書を不変のバイブルとしたように、日蓮は法華経を唯一の経典としています。
これは、一時の権力者や土着の慣習に流されないように、南無妙法蓮華経と唱えることのみを信仰の軸にした所以ではないでしょうか。