コンクリートでふさがれたお墓

八事霊園墓地コンクリートで閉鎖 墓じまい

八事霊園へ法要の撮影に行く途中、周囲のお墓がどうなっているのかを見るため、少し離れた場所に車を止め30分ほどかけて現場入りしています。
八事と言えば名古屋市唯一の火葬場がある場所で、墓地としては一等地であったため、平成時代には新たにお墓を持つことは困難でした。
その為、平和霊園、みどりが丘公園など大型の公営霊園が数多く造成されましたが、供給が追い付かず新規での申し込みは殺到し抽選になるほどでした。
しかし、時代は令和に入り葬儀は家族葬主体となって墓じまいされる方が急増しました。
八事霊園も例外ではなく、法要の回を重ねるごとに墓石が撤去され、穴だらけになった墓地が目立つようになってきました。
写真はお寺が所有する私有地エリアですが、最近では雑草など管理が大変と見え、墓地自体をコンクリートで埋めてしまっている場所が目立つようになってきました。
奥の雑草が生い茂る状況を見ると、すぐに再販できない墓地はお寺の管理の負担を減らすため、こうすることが合理的な判断なのかもしれませんが・・・
各家ごとにお墓を所有し管理することの難しさを痛感します。
覆われてるコンクリートが一日も早く取り除かれることを祈り合唱。


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