安楽寺だより第3号(お待ち受け同朋大会が開催される)

安楽寺だより第3号 安楽寺News
この記事は約2分で読めます。

400名の熱気に包まれて。「お待ち受け同朋大会」開催報告

初夏の風が吹く6月19日、名古屋別院本堂にて「宗祖親鸞聖人750回御遠忌 第22組お待ち受け同朋大会」が盛大に開催されました。

前日からの雨も上がり、受付開始とともに22組23ヶ寺のご門徒の皆様が続々と集合。最終的には400名を超える参詣者で、広いお堂が熱気に包まれる一日となりました。


1. 凛とした空気の中で:帰敬式(ききょうしき)

午後1時半、本山鍵役・信明院師の執行のもと、帰敬式が執り行われました。

22組のご門徒61名が、お一人ずつ「剃髪(ていはつ)の儀式」を受けられました。仏弟子としての名(法名)を授かるその表情は、皆さま真剣そのもの。本堂に心地よい緊張感が流れた瞬間でした。

休憩を挟み、小川組長、東谷教務所長の挨拶に続き、医師・故米沢英雄さんの詩「その人」の朗読、そして参加者全員での「正信偈」のお勤めが行われ、会場の心が一つになりました。


2. 特別講演:松野明美さん「勝ち負けじゃない生き方」

今回のメインイベントは、元マラソンランナー・松野明美さんによる講演会です。

かつては「人より少しでも速く」と、一番を目指して走り続けてきた松野さん。しかし、重い心臓病を抱えて生まれた次男・健太郎くんとの出会いが、彼女の人生観を180度変えたといいます。

講演のハイライト

  • 葛藤の日々: 「なぜ私の子として生まれたの?」と、産まなければよかったと思ったことすらあると、率直な胸の内を語られました。
  • 支えの存在: 酸素ボンベを抱えて公園へ連れて行ってくれる夫や、座って次男を抱いたまま2年間寝てくれた夫への深い感謝
  • いのちの気づき: 手術を乗り越える我が子の姿に、本当の「いのちの尊さ」を教えられたこと。

現在は「障害のある子の親として誇りを持っている」と、何度も頷きながら語る姿が印象的でした。

「ひとは優しくなるために勉強するのですね」

この言葉に、会場の多くの方が深く感銘を受け、温かな涙に包まれました。


3. 絆を深めた懇親会

講演終了後、全員で「恩徳讃」を唱和し、第1部は無事に終了。

その後、会場を「ホテルグランコート」へ移しての第2部・懇親会では、お寺の垣根を越えた交流が行われ、大会は成功裏に幕を閉じました。

ご協力いただいた皆さま、そしてお集まりいただいた皆さま、本当にありがとうございました。

コメント