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平安仏教

唯識三年、倶舎八年

「倶舎論(くしゃろん)」は、正式名称を『阿毘達磨倶舎論(あびだつまくしゃろん)』といいます。日本の仏教、特に奈良時代の「南都六宗」の一つである「倶舎宗(くしゃしゅう)」の根本聖典であり、後の平安仏教(天台・真言)や鎌倉仏教の僧侶たちにとって...
中国仏教

善導大師の生涯と功績

日本仏教の影の立役者:則天武后と善導大師が繋いだ「大仏」の縁インドで生まれた仏教が中国を経て日本へ届く過程には、実はドラマチックな政争と、ある高僧の情熱がありました。唐の太宗・李世民は自らを老子の子孫と称し、道教を極めて重んじました。その煽...
安楽寺News

安楽寺で開催された為麿塚法要へ行ってきました

2026年1月13日、名古屋市瑞穂区にある安楽寺で開催された「為麿塚(ためまろづか)法要」の撮影に行ってまいりました。お寺がある瑞穂区井戸田町。かつては「井戸田村」と呼ばれ、実は平安時代末期から鎌倉時代にかけての重要な伝承が数多く残る、歴史...
安楽寺News

安楽寺だより第61号(第20回 王舎城の悲劇まとめ⑦)

これまで7回にわたり、古代インドで繰り広げられた壮絶なドラマ「王舎城(おうしゃじょう)の悲劇」についてお話ししてきました。息子が父を幽閉し、母が救いを求める……まるで現代のサスペンス映画のような展開でしたが、今回がいよいよ最終回。「まとめ」...
安楽寺News

安楽寺だより第60号(第19回 王舎城の悲劇⑥)

今回の安楽寺だよりは記念すべき「還暦第60号」です。安楽寺だより第60号では、仏教の経典の中でも特にドラマチックな「王舎城(おうしゃじょう)の悲劇」の続きです。まるでシェイクスピアの戯曲のような、愛憎渦巻く王室の物語なのですが、実はここには...
ゾロアスター教

お盆に供えられるホオズキとゾロアスター教

日本でホオズキは、お盆の時期に死者の霊を導く提灯(ちょうちん)に見立てて、精霊棚に飾る習慣があります。漢字の「鬼灯」も、この「鬼(死者の霊)を照らす灯り」という意味合いから来ていると言われています。「火が真理を照らす」とされる起源は、世界最...
安楽寺News

安楽寺だより第59号(第18回 王舎城の悲劇⑤)

今回の安楽寺だよりは第59号は「王舎城の悲劇」で3つの福を説かれるお釈迦様です。今回は、以前お話しした「王舎城の悲劇」の続き、特に母であるイダイケ妃が救いを求めた瞬間のドラマについて、少し掘り下げてみたいと思います。誰もが救われる「三福」の...
天道

花まつりと天道花

今日4月8日はお釈迦様の誕生日で仏教のお寺では「花まつり」と呼ばれる行事が行われます。日本では古くから4月8日を「卯月八日(うづきようか)」と言い、山の神や田の神を招く行事がありました。この際、人々は山へ行き、ツツジなど様々な花を採ってきて...
安楽寺News

安楽寺だより第58号(第17回 王舎城の悲劇④)

「王舎城の悲劇」の続きで「極楽世界を見せるお釈迦様」。今日はその物語の中でも、特に幻想的で、かつ心温まる「光の奇跡」の場面についてお話ししたいと思います。「濁りのない世界へ行きたい」母の切なる願い物語は、幽閉の身となったイダイケ妃が、お釈迦...
安楽寺News

安楽寺だより第57号(第16回 王舎城の悲劇③)

前回に続き、古代インドの「王舎城(おうしゃじょう)の悲劇」のお話です。今回は、絶望の淵に立たされた母・イダイケ夫人が、奇跡の対面を果たす感動的な場面をご紹介しましょう。孤独な夜の祈り息子アジャセによって王宮の奥深くに幽閉されてしまったイダイ...