如来(にょらい)には大きく次の4つがあります。

釈迦如来(しゃかにょらい)
阿弥陀如来(あみだにょらい)
薬師如来(やくしにょらい)
大日如来(だいにちにょらい)

「真理に到る」という意味の、古いインドの言葉「タターガタ」を漢字に訳したものが如来です。
お経の中では「多陀阿伽陀」と音写された文字を目にします。
如来の「来」の字は来るとも読めることから、「至る」の解釈を巡って、初期の仏教と現代の仏教では異なります。

初期の仏教:悟りを開き、真理に到達した者
現代の仏教:私たちを救う(悟りを開かせる)ためこちらに到達した者

大乗仏教の思想上で、これが転じて
「救う」⇒「願いを叶える」⇒「合格」⇒「厄除け」⇒「家内安全」
へと繋がっていったのではないでしょうか。

東京オリンピックでは聖火ランナーが始まりましたが、同じ至るでも「金メダルを取った人(選手)」と「金メダルを取らせに来てくれた人(IOC)」では大きく意味が異なります。