仏教

大乗仏教

空海の三教指帰とは?

中日新聞2024年5月3日号朝刊に作家 宮城谷昌光氏の「英雄の育て方 空海」の記事が掲載されていました。宮城谷氏は蒲郡の三谷町出身だそうですが、三谷漁港は蒲郡のマリーナに船を置いている頃、給油で幾度となく立ち寄り、丘の上の巨大な空海像は何度...
中国仏教

西遊記と仏教伝来(中国編③法顕 楼蘭)

楼蘭への地獄の道 法顕らは李暠の支援により出発準備が整いましたが、新たに加わった新僧侶(孫悟空)らと経路を巡り意見が対立します。法顕は先を急ぐので危険はあるが最短のルートである「沙河(さか)ルート」を、難所を知る新僧侶らは北へ迂回する「高昌...
中国仏教

西遊記と仏教伝来(中国編②法顕 敦煌)

大唐西域記を最初に書いた法顕 西遊記は玄奘の大唐西域記がモデルになったとされていますが、最初に大唐西域記を書いたのは、竺法護(じくほうご:233年)の約100年後に生まれた 法顕(ほっけん:337年)で、彼もまた三蔵法師の一人です。 法顕は...
中国仏教

西遊記と仏教伝来(中国編①竺法護)

明けましておめでとうございます。 インドから中国へどのようにして仏教が伝来したか シルクロードはローマから中国へとつながりますが、仏教はこの1万キロの道のりを1千年かけ伝わりましたが、道中は大変危険なルートであった為、中継地点をいくつもつく...
ガンダーラ仏教

大乗仏教の生誕の地パキスタン

2022年9月4日時点のニュースによると、パキスタンでは洪水により国土の3分の1が水没し、日本の本州と四国を合わせた面積が被災しているとのことです。パキスタンと仏教に何か関係があるのかと思われる方も多いかと思いますが、仏教誕生の地がインドな...
安楽寺

安楽寺住職のお孫さんが9歳で仏門へ

2022年8月3日と4日の2日間、安楽寺住職のお孫さん(9歳)が真宗本廟(京都の東本願寺)で、仏門への第一歩である得度式(とくどしき)を受けました。出家して僧となる得度式は、僧侶として生きる第一歩になる訳ですが、お寺に後継者が続くかどうかは...
キリスト教

3大宗教に影響を与えた、現存する最古の宗教(ゾロアスター教)

日本のお寺では年間を通して様々な行事が行われていますが、インドのお釈迦様の時代には見られることのない行事ばかりです。では、日本の仏教徒たちが勝手に想像し、イベントを行ってきたのかというと、実はそうではないようです。 紀元前5世紀前後に誕生し...
お墓の歴史

墓づくりに浪費しすぎて滅びた明王朝

新型コロナウイルスの変異株であるオミクロン株が猛威を振るい、開催が危ぶまれていた北京オリンピックも無事に開幕されました。開催地の北京は、中国華北平原の東北端に広がる大都市で、チベット密教のポタラ宮殿と親交が厚く膨大な量の仏教文化遺産(約11...
ボン教

安楽寺為麿塚法要2022

安楽寺では、元旦の修正会(しゅしょうえ)に続き、13日には為麿塚法要が行われ撮影に行ってきました。 修正会 は、「修正月会」の略で、天台宗の宗祖である最澄(さいちょう)が生まれた767年、国家行事として国分寺で行われた「天下泰平」や「五穀豊...
お釈迦様

安楽寺だより第45号 蓮如は親鸞から10代目

昨年12月28日夕方に、安楽寺住職ご夫妻よりワードで作った「安楽寺だより第45号」の原稿を受け取り、その日のうちにillustratorでA3見開き4ページにして入稿を済ませ、2022年元旦に間に合うよう納品いたしました。今回のテーマは「お...