2022年3月18日に八事霊園安楽寺永代供養墓で開催された春彼岸法要の撮影と映像中継に行ってきました。
今年で11年目になりますが、前回9月の法要は緊急事態宣言発令により初めて中止となり、8か月ぶりの開催です。
永代供養墓建立時はわずかな人数でスタートしましたが、今ではお子さんやお孫さんなど多くの方がご参詣に訪れ賑やかな法要となってきました。
外国の方々の姿も拝見するようになり、中にはフィリピン方々へ法要の様子を伝えるため、ご参加いただいておられました。
撮影では手が離せず、ゆっくりお話を伺うことができませんでしたが、故人を偲ぶ想いはどこにいても変わらぬものです。
フィリピンは16世紀に始まったスペイン統治により国民の90%がキリスト教徒です。
また、太平洋戦争で激戦地となったミンダナオ島は、中国と東南アジアの交易中継点で、イスラム教徒の方々も多く暮らしています。
来日し仏教に改宗される方々もおられるそうですが、ご先祖様やご親族が大切にしてきたカトリックの教えに反する心配も多々あろうかと思います。
仏教の根源は、ご先祖様から連綿と続く「想いの積み重ね」で、これをインドの古い言葉であるサンスクリット語ではアミターバと言います。
シルクロードを経て中国へ伝わると「無限に続く光」と解釈され、阿弥陀(あみだ)と音写されて日本へ伝わりました。
阿弥陀は、これをイメージしやすいように仏像にし、ありがたい「モノ」として捉えられ布教されてきましたが、厳密には、自分が奇跡の連続により誕生し、それがこれからも続いていくという「コト」です。
フィリピンでは「クリスマスは9月に始まり世界一長い」と言われていますが、飾りつけに使われる星型のランタンは「パロル」と呼ばれ、イエス様が誕生する際に現れた聖なる光を表しています。
どちらも「光」がキーワードになりますが、宗派云々の前に、これまで続いてきた光を絶やすことなく次世代へと継承していくことが、何より大切ではないでしょうか。
八事霊園安楽寺永代供養墓春の無料法要2022
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