お釈迦様は仏教徒だった?

お釈迦様

お釈迦様は仏教を作った人ですので、ご存命中はまだ仏教は存在しません。
ご両親もお釈迦様自身も生まれた時から「バラモン教」でした。
お釈迦様が誕生の際に、出産に立ち会ったのもバラモン教の僧侶です。
バラモン教は限られた身分の人しか信仰できないので、誰でも信仰できるようにしていったのが仏教の始まりです。
仏教のベースとなった、お釈迦様が誕生する前までの、インドの宗教について見て見ましょう。

インドの信仰を時系列で整理すると大きく4つの時代に別れます。

①インド土着の農耕民族による信仰
紀元前 30 ~ 15 世紀 頃、 土着のドラヴィダ人がインダス川流域に築いたインダス文明の遺跡からは、インド神話の神の原型とされる神像などが発掘されています。

②インドへの侵略者である騎馬民族による信仰
紀元前 10世紀頃、インドに侵入してきたアーリヤ人による「バラモン教」が始まり、日本でいう士農工商のような身分制度のカースト制(インドではヴァルナと呼ばれる4つの身分制度)が広がります。
カースト制発祥の理由は諸説ありますが、集団免疫を持たないアーリヤ人を、感染症から守るため、生活圏を隔離したことが始まりだとも言われています。

③侵略者と土着民族による混合信仰
お釈迦様のお生まれになった紀元前5世紀頃、農業や工業の発展により部族社会が崩壊し、都市国家が形成され、仏教やジャイナ教(お釈迦様が苦行された宗教)など、身分にとらわれない新宗教が誕生します。

④再びインド土着の信仰(庶民による信仰)
紀元前後にバラモン教と仏教が融合しヒンドゥー教が成立し、インド全域に広がります。

これらすべての時代の信仰が、日本の仏教にも受け継がれ、多大な影響を与えています。

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