天台系の仏教とは?

仏教

奈良仏教に続き、平安時代に入ると天台宗(806年)と真言宗(816年)が登場します。
天台宗は大乗仏教と共に歩み始めたので、始まりは2世紀インド大乗仏教の僧である龍樹からの流れになりますが、天台宗としてのスタートは中国の僧である智顗(ちぎ)が開祖であると言えます。
智顗は中国上海から南へ100kmほど行ったところの天台山に住んでいたことから「天台宗」と呼ばれるようになりました。
天台山周辺のお寺には、日本天台宗の開祖である最澄(さいちょう)から次の世代の曹洞宗の道元(どうげん)まで、多くの僧が留学で訪れています。
最初の三蔵法師である鳩摩羅什(くまらじゅう)によって中国語に翻訳された法華経(ほけきょう)を中心に、大乗仏教の代表的な経典(摩訶般若波羅蜜経、大智度論、涅槃経)を元に教えを体系化していきました。
中国から帰化した僧の鑑真和上(がんじんわじょう)が来日した際、律宗と共に天台宗の経典を持ち込み、日本でも学ぶ僧が増えました。
804年頃、東大寺で出家した最澄(さいちょう)が唐に渡り、天台山に登ったのが日本の天台宗の始まりとなります。
最澄に続き、第3代円仁(えんにん)第5代円珍(えんちん)唐に渡り天台山で修業しますが、二人が亡くなると弟子たちの対立が始まり分派が起こります。
15世紀に入ると真盛(しんせい)が新しい派を興し、現在、天台宗は次の3つに分かれています。

①天台宗(円仁)
②天台寺門宗(円珍)
③天台真盛宗(真盛)


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