阿弥陀さまって誰のこと? ③

お釈迦様

お釈迦様の生まれた当時の赤ちゃんは、無事に生まれてくるだけでも奇跡に近く、10歳まで生きられるのはわずか50%にも満たない状態です。
人が1人生まれるのに必要な親の数は2名ですが、祖父母の数は4名必要ということになります。
その上は8名、16名、32名、64名、128名・・・と1世代さかのぼる毎に倍々に数が増えていきますが、1000年さかのぼると約43億人必要だという計算になります。
日本の人口は1億2千500万人、インドの人口あ13億6千6百万人、中国の人口は14億人。
3つの国の人口をすべて足しても遠く及びません。
このうち1人でも欠けると、自分はこの世に存在しないということになります。
お釈迦様の生まれたころのインドにはこの2の倍数の概念が既にありました。
聖書でも「隣人を愛しなさい」と繰返しでてきますが、イエスキリストもこのことに気づいていたのではないかと思います。

ここで言う「無限の光」は新たに誕生する命で、寿命とは一人の人間の寿命ではなく、生命の誕生の連鎖が無限に繰り返されていることではないでしょうか?
自分がこの世に生まれたのは、両親の気まぐれに思われるかもしれませんが、このことに照らすと、無限に続く奇跡の結果なのです。

数え切れないご先祖様たちの宝珠

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